今を生きる コロンバスにて 北川克己

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ラボの運営

Y先生のブログを通して彼のラボの運営の仕方をある程度把握できるのですが、まあ察するにある程度大きな有名ラボの、しかもアメリカスタイルの、ものであると考えていいでしょう。学生にはある程度逐一支持を出すが、ポスドクには月に一回程度のmeetingで後は任せると言った感じでしょうか。学生さんも(何人かはかなり)優秀で、ポスドクの方はテクニシャンを使って一人で実験を進めていけるようなレベルの方ばかり、羨ましい限りです。しかし、望みが高いのもあって学位をとるのに7、8年はざらでです。
日本では学生さんの労働力は基本的には”ただ”なのでこういう現象が起きてしまってもPI には直接被害はありません。むしろ長くやっていい仕事を出してもらった方が嬉しいくらいです。とはいっても長過ぎるのは困りものですけど。
アメリカの場合は、だぶつきのあるラボはいいですが、そうでない場合は(それがほとんど)そういう余裕はなかなかありません。それがいいのか悪いのかわかりませんが、のんびりはできない状況です。まさに馬車馬のように自転車操業というのが実情です。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-30 16:53

愛国的リベラル

国を愛するがゆえに平和主義を唱えておかしいのか。平和主義、戦争反対だとなぜ非国民サイドに見なされるのか。日本国のことを愛しているから、憂いて何がおかしい。
リベラルな愛国主義者はどこにいるのか?
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-28 15:18

Wedding party

今日はシアトルで行われた友人の結婚式に出席しました。また私の元ボスH教授が陽気モードでとてもエンターテイニングでした。二人とも彼の学生なので日本なら主賓とかになるのでしょうが、アメリカの結婚式は家族と友人が中心でビジネス関係の人は全くといって良い程来ない、つまり同じ会社で働いている友人とかは来るけど、あまり関係のない上司とかは当然招待されません。結婚式はプライベートなものなのでそうなるのが当たり前といえばそうなのですけど、なかなか日本では難しいでしょうね。
当人のカップルですが、私がアメリカに来たばかりのときからの友人ですから10年来です。二人が付き合い始めたのはその1年後だったと思うので、かなり長い間の付き合いを経てついに結婚したということになります。Mさんの方が新婦の方にかなりラブラブ光線を出していたことを覚えていますので、特に彼女に祝福をと思います。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-27 17:27

理想、現実とのギャップ、諦め、現実肯定、保守

若いときには理想を挙げていた人が年を取ってくるにつれて考え方が保守的になっていく過程のパターンを挙げてみました。理想論をぶつと”若い若い”と言われるのはこの踏襲のパターンに沿っているとの仮定からでしょう。しかし、私はこれは”諦め”というところに分岐点があるのではないかとおもうのです。諦めの代わりに、”現実的打開策”というのを選び、少しでもいいから、あるいは100年後でもいいから、理想に近づけようとする選択をする人が残念ながらあまり多くはないのではないでしょうか。前向きに生きた坂本龍馬の意思が現在でも受け継がれているように、自分の死後かなり経ってからしか達成されるとしか思えないような理想のために努力するーこれも一種の理想論かもしれませんが、いろんなレベルで現実的に可能なものだと思います。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-26 15:18

首都移転と共和制

日本の政治でやるべきことに一番にあげること、私なら首都移転をあげます。首都機能だけでなく、首都そのものを移転するのです。今の日本の東京集中は異常です。他のほとんどの先進国は首都移転をして政治機能の分散に成功しています。日本政府がやらないのは単に政治家たちが東京を離れるのが嫌なだけだからか、第二の小泉みたいのが現れて、他のものを犠牲にしても国のためだけに決行できるリーダーが出てこないとできないのでしょう。天皇制を維持するなら皇居も新首都に作ればいいのです。これができるまで日本の政治はダメでしょう。東京都が東京府に変わるとき、日本が生まれ変わるときです。
天皇制はもう一度戦争に負けたりして日本の政治機能が一度resetされるときがくるまでは、あるいは一度天皇君主主義に戻ってから、それが革命によって倒されるまでは、なくなることはないでしょう。日本人のほとんどは天皇制の維持を強く望むというよりは、それでまあいいじゃんって思っているのではないか思います。反対するほどではない、伝統もあるし、何かヨーロッパの国のようでもあり、いいんじゃないって。反対するとアカと思われるし、何にせよ、これだけ日常で不満だらけの不条理なことが変わらないんだから、そんなもん変わるわけないでしょうという、そういうもんよっというような半分諦めな気持ち、そして最後に諦めを肯定に変えようとするポジティブthinkingがこのような思想の潮流を生んでいるのではないでしょうか。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-26 08:41

斉藤さんと田中さん

どちらの投手とも連投させられたりして、大丈夫なのでしょうか。どうも高校野球を仕切る大人達はそういうことをちゃんと考えているのかとても気になります。せめて一日空けるとか、できなかったのか。投手には球種制限はあるのでしょうか。母校の名誉のため、大人の都合のために金の卵をつぶしてしまってはいないでしょうか。高校生なんだもん、尊敬する監督に言われれば投げるでしょう。言われなくても深紅の優勝旗のために投げるでしょう。こんな若いうちから絶対的な人生の目標みたいなものができて、それのためなら体が壊れても良いなんて思わせるのは若者のために良くないような気がします。甲子園のTV放送は止めて、代わりに大学野球を盛り上げるべきだと思います。朝日新聞と毎日新聞の罪に他ならない。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-25 08:59

Summer students

昨晩summer student二人と奥さんと私の四人で食事に出かけました。家庭的なフランス料理屋に行ったのですが、いつも頼むラムを頼まずにステーキにしたのは少し失敗でした。後で奥さんが残したラムを食べたら大変おいしかったので、今度からは浮気せずにラムにしようと思い直しています。若い医学生はやはりノーベル賞の話が好きですね。私は”死んだ人にもあげた方がいい、取れなかった人の怨念がある”と言う冗談をいったら、Fさんは”イタコで受賞インタビューをするんですか”という大変面白いレスポンスをされて、私はそれを大変気に入りました。私の元ボスの夫であったRO教授ももう少し存命ならノーベル賞は確実だったと言われていますが、夫妻の業績はそこらのノーベル賞よりも遥かに有名ですから、O賞くらいできてもいいのだと思いますが、どうなのでしょう。私がもし一財産築いたら創設したいくらいです。日本にも偉い先生はいっぱいいますが、これほど独創的な生物学的発見は未だかつてないのではないのでしょうか。
私は前にも書いた持論のもっとノーベル賞は特に生物系の賞を賞金を減らしてでもいいから増やすべきだというのを述べたのですが、少なくともY先生がもらえるくらいまでにして欲しいと言うとFさんはうなずいていました。Y先生若い世代にも圧倒的人気です。ただ女の人にはどうなの?って聞いてみたのですが、どうも予想通り女性には人気なさそうです。今度お会いしたら、そう言っていじめてみようかと思います。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-24 15:18

高校野球

ちょっと前に日本の高校野球をテーマにした番組をこちらでやっているのを見ました。確か名門智弁和歌山ともうひとつ大阪の天王寺だったかの高校の野球部をルポするものだったと思います。どちらも結局甲子園には結局行けなかったのですが、3年の最後にお情けでレギュラーに選ばれた選手の話とか涙ちょうだいものでした。明けても暮れても野球ばかりで、応援団もフォーカスされていました。高校野球は日本の文化であるという視点で描かれてしてとても興味深いものでした。最近散歩しているときに、とても蒸し暑いと高校野球みたいだなって思うのですが、たぶん応援したときことを体が覚えているのです。私が高校生のときに、私の母校は決勝まで行ってやぶれました。元西武、横浜の森監督(選手としては巨人)のときに甲子園に行ったきりだったので(野球部の伝統は100年くらいあるのにも関わらず)かなり期待されていたのですけど。森さんは東大行くか巨人に行くか悩んだそうです。結局巨人で名捕手として活躍してV9貢献し、その後も名監督として活躍しましたが、母校の野球部に一銭も寄付しないことで有名です。(無駄だからですかね?)しかし、仲間からもケチで有名で、岐阜の貯金箱と呼ばれているらしいので、単に無駄だと思っているわけではないのでしょう。弟さんが経営する飲み屋が柳ヶ瀬にあったとか。そのせいで岐阜の巨人ファンが増えたとか。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-23 06:03

MBG

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by katsumi_kitagawa | 2006-08-21 15:18

脳みその破壊 ー 常識が崩れる時

以前、海外に住むことは頭を柔らかく保つのにいいのである、という話をしましたが、ふと思い出しましたが、日本に住んでいるときにも少ないですが何回かこのような経験がありました。
HKさんー私の大学の同級生で実習とかも出席番号が近いので一緒だったと思います。くまのプーさんのような風貌で、私の結婚式のときの写真では酔って真っ赤な顔をしてなぜかエクトグラズムを出していました。それはさておき、私が彼の下宿に遊びにいったある夏の夜、彼はアイスクリームを食べながら確かファミコンをやっていました。なにしろおいしそうにアイスクリームを食べていたのです。私はそれほどそのアイスクリームが食べたいと思った訳ではないのですが、なにしろあまりにもおいしそうに食べているので、じっと見ていました。彼はなんというかおいしい料理を作りそうなコックさんみたいな雰囲気があるのでなんでも彼が食べるとおいしそうに見えるのかもしれません。彼はとても無口なので、ゲーム中何も言わずに黙っているのですが、私がいろいろとそれで時折ゲームの内容についてコメントをしたり、関係ない話を挟んだりしていました。そして彼は、ついにそのアイスクリームを食べ終えると、むくっと立ち上がり、冷蔵庫の方に向かい、おもむろに冷凍庫のドアを開け、中を見回して、同じアイスクリームを取り出しました。私がじっと見ていたので私にくれるのかと思って、私は”悪いなあー”とでも言おうと身構えていたところ、彼はパッケージを開け、またムシャムシャとその2個目のアイスクリームを食べ始めたのです。私はこの事実にかなりショックを受けました。
1)まず、同じアイスクリームを続けて2個食べるという行為が予想ができなかった。
2)それから、ものが複数個あるのにも関わらず、友人あるいは訪問者に自分が食べるものを勧めるとか、そういう配慮があるのが当然なのではないかと思っていた。
彼を批判したいわけではありません。むしろ、感謝しています。私の脳みそに大変良かったことだと思っています。しかし、あのアイスクリームはおいしそうでした。
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by katsumi_kitagawa | 2006-08-20 15:39

Associate Professor at Nationwide Children's Hospital, School of Medicine, Ohio State University
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